近藤乳業ヒストリー
沿革
-
1934年
現在の本社地に近藤牧場を創業、原乳の生産を開始
その後規模を拡大し、
乳牛を約600頭飼育するに至る -
1962年2月
合名会社近藤牧場を設立
-
1962年6月
近藤乳業株式会社に改組し、牛乳および乳製品の販売を始める
資本金400万円 -
1963年8月
学校給食委託指定工場に認定される
-
1985年4月
乳製品最新鋭設備を導入
-
1989年5月
資本金1億円に増資
-
2001年4月
ヨーグルト設備改築
-
2003年12月
製造量の増加に伴い、冷蔵庫の増床、デザート製造ライン、充填機の増設
-
2005年7月
牛乳、ジュースの充填機を入れ替え、牛乳の製造ラインを完全自動化
-
2007年5月
ジュース製造設備及びタンク室新設、紙容器充填ライン増設
受水槽新設、排水処理施設の新設 -
2009年10月
総合衛生管理製造過程による食品の製造又は加工の承認取得(HACCP取得)
-
2018年8月
新型チルド設備の新設
-
2020年5月
原果汁ストレージタンク増設
-
2020年11月
牛乳冷蔵設備更新
-
2021年11月
牛乳殺菌ライン及びサージタンク室増設
近藤乳業~誕生秘話~
①原点は長野県
1929年、長野県下伊那郡上飯田町にて、
近藤福次郎(後の創設者)、その妻すゑと5男5女10人の子らで牛乳の集乳、販売業を営んでいたが、昭和の大恐慌のあおりで
経営困難になります。
②神奈川県への移住と苦境
その後、長男が都市型専業牧場の経営を実地で学び、横浜で独立。これをきっかけに家族で横浜市本牧に移住。1934年、藤沢市片瀬の牧場を借りて牛乳の集乳、販売を再開しました。1937年、現在の藤沢市川名に牛舎を新築し、牧場経営と集乳業を始めました。翌年には乳牛70頭を飼育し、県内有数の牧場となりますが、その後の戦中の飼料不足で乳牛3頭にまで減少してしまいます。
③近藤乳業株式会社の設立
福次郎の息子、娘たち、それぞれが独立し、6つの牧場を経営。苦境に負けず、規模を拡大させ約600頭の乳牛を飼育。
生産乳量約8,000kgと当時の出荷量で日本有数の牧場となり、全国から酪農視察のためのバスが一日何台も来社。
ラジオ・テレビでも注目されました。
1962年2月合名会社近藤牧場を設立。
同年6月に近藤乳業株式会社に改組し、牛乳および乳製品の製造販売を始めました。
④叙勲受賞
創設者 近藤福次郎は、原乳の生産を開始約10余年の歳月で日本有数の牧場を築き、酪農業の発展に寄与した功績に対し、
「勲五等瑞宝章」を賜りました。